社会保険労務士(社労士)の富所正史です。
12月2日、千葉市の合同庁舎でウォーキングスキルアップ研修が開催され参加しました。「ウォーキングの効果」「体に負担をかけない姿勢」「日常の歩き方の基本」について、実技を含めて講義を受けてきました。
私は、健康ウォーキング指導士の資格を活かして、ウォーキングの講師を担当しています。
今年は、4月に千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで、10月に練馬区大泉学園で地域住民対象のウォーキング講座を担当。かつては、カルチャーセンター、公民館、小学校PTAなど様々な場所でウォーキング講師を担当していました。
今回の研修は、基本的すぎて物足りない感じがしました。中学から本格的にクロスカントリースキー競技選手として20年、さらに、競歩の選手から競歩式ウォークを学んできた私としては、もう少し人間の体の構造と歩きの関係を深く学びたいと思っていました。
ランナーの人で歩きをバカにする人がいますが、実は「走る」と「歩く」は同じです。箱根駅伝の選手も、上下動のない走りを会得するために最初は歩きから入ります。指導者は、歩くー走るー速く走るーもっと速く走ると、段階を追って選手を指導します。
たかが歩きですが、箱根駅伝のトップランナーも、歩きは、走りの基本だということをよく知っています。ですので、私たちも、いつまでも我流ではなく、正しいウォーキングをめざして取り組んで行きましょう!
「一日一万歩」で健康になれるという誤った考えをしている人がいます。これは体を壊します。「正しい千歩は、一万歩に勝る!」を知っていただき、是非、理想の歩きを手に入れて欲しいと思います。
正しい歩き方の講義を受けたことのない方に、今後、何回かに分けて歩きの極意をお伝えいたします。(2022.12.3)