社会保険労務士(社労士)で「健康ウォーキング指導士」の富所正史です。

社会保険労務士を開業する前、千葉県印西市・千葉ニュータウンで「富さんウォーキング・ランニング教室」を立ち上げ、5年ほど運営していました。現在は、社会保険労務士業に力を注ぎ、ウォーキング講師は、依頼があればお受けしている程度です。

10月16日(土)午後、練馬区大泉学園の勤労福祉会館でウォーキング講師を担当します。今年で6年目。定員30名ですが、時には50名超でキャンセル待ちの時もあり嬉しい限り。毎年張り切ってやっていますが、コロナの影響で参加者の人数が気になるところ、あと3日、しっかり準備して臨みます。

皆さんは運動をされていますか?20代,30代は、人によってそれほど体力差はありませんが、60,70代になると個人差が激しいです。

運動をしている人としていない人の体力、心肺機能の差は20年はあるのではないかと思います。70歳の人なら、50代の身体の人もいるし、逆に80代の身体の人もいるということ。外見や歩きを見ればほぼわかります。

3の法則」ご存じですか?一日30分、週3日、3ヶ月継続。ウォーキングにおいては、1日最低でも30分、週3日、3ヶ月継続することで、身体に変化が現れます。自分でも感じ取れる変化です。まずは、3ヶ月継続すること、とにかく3ヶ月継続することです。

参加者から「自宅から1キロ先のスーパーまで、週3回ほど買い物に行っている。買い物ウォークではダメですか?」と質問を受けます。「買い物ウォーク、何もやらないよりはまし程度の効果ですね!ウォーキングをエクササイズ(運動)として強い意識をもって行って下さい。自分は今何をしているかを身体にしっかり意識させて行うことが重要」と伝えます。

買い物ウォークや駅までの通勤をウォーキングと言えるかどうか?、ウォーキングした直後に、年齢から割り出した心拍数を計測したことがありますが、計測者7名のうち1人も基準に達しませんでした。普通に歩く時速4キロのウォーキングでは有酸素運動としての効果は弱いです。

ですから、時速6キロ前後を意識して歩くことをお勧めします。心肺機能の維持から、ウォーキング、速歩ウォーキング、軽いジョギングと強度を少しずつ上げるのが効果的。

専用のウォーキングシューズが通販で1万円前後で販売されていますが、特別なシューズは不要です。底が極端に加工されていない一般のジョギングシューズがお勧め。

次回は、「どんどん歩いても疲れない歩き方」にもう少し踏み込んで書いてみようと思います。(2021.10.13)