社会保険労務士(社労士)の富所正史です。

グーグル「アナリティクス」というアクセス状況を解析するツールによると、私のホームページのアクセス数は、この1ヶ月間、多い日で92人、少ない日で33人、一日平均60.5人でした。

一日60人の方々から日々ホームページにアクセスいただきとても嬉しく感謝しています。本当にありがとうございます。1週間に1回はブログを更新するよう、2022年も頑張りたいと思います。

今日は、私が生涯かけて取り組みたい仕事について書きます。
人の人生に深く関わり、人の人生に寄り添う仕事に出会った時、私は帰りの駅のホームで涙しました。この世に自分が必要とされている存在感、肯定感のようなものを100倍感じました。これが障害年金との出会いです。

年金には、老齢年金、遺族年金、障害年金の3つあります。この中で「障害年金」は、病気やケガで働くことが難しくなったとき、日常生活を送る上でハンデを背負った人を助ける国(厚生労働省)の救済制度です。ありとあらゆる病気やケガが対象で要件を満たせば働いていても受けることができます。

「病気やケガで生活に困っていませんか?」チラシに印刷しお知らせしています。おいでになる方は、「チラシを見た!」「心療内科の医師が、富所社会保険労務士を教えてくれた!」「教会の牧師がチラシを渡してくれた!」などいろいろです。

高齢になってもらう老齢年金の手続きは、本人や家族でできますが、障害年金は複雑で個人で行うのは難しいです。

「あなたに代わって障害年金の手続きを行います」というこの仕事、社会保険労務士の中でもやっている人は極めて少数。収入面でも不安定、経済的に割に合わない仕事だからかもしれません。

しかし、この仕事を選んだ人は、間違いなく喜びと充実感をもって取り組んでいます。人のお役に立ち、人の人生に深く寄与できる喜びは他にかえることができません。

体調を崩し、働けなくなると生活に困窮します。生活保護に至る前に障害年金という制度を知って欲しいと思います。「社会保険労務士に出会っていなかったら、私は今頃自殺していた」という話しを聞きました。

仕事にも行けず、一日中布団の中で過ごし、部屋から出られず、身の回りのことを家族やヘルパーに頼らざるを得ない・・この仕事をやるようになって、表に出てきませんがこのような方々が多いことに気づかされます。

何もできない自分を責め、お荷物で生きている価値がないと失望している方がいたら、少し頑張って障害年金の受給を考えてみて下さい。

障害年金はほとんどの人が関係なく、興味も関心もないと思います。その時は、パスいただきたくお願いいたします。一部の本当に必要な方に少しでも声を届けたい、そんな熱い思いでこれから数回にわたって障害年金について書いて行きます。(2022.1.12)