社会保険労務士(社労士)年金アドバイザーの富所正史です。
資格を取ると人生変わるか?
今年4月で社会保険労務士開業、9年目に入りました。資格を取って人生変わったか?「変わりました!」
社会保険労務士として事業を行うことは、経営者の一人です。弁護士、行政書士、税理士や会社の社長などと同じ立ち位置、同じ気持ちで付き合うことができます。社長とも思いを共有することができます。新しい世界に触れて世界が広がりました。
「資格を取っただけでは食べていけない」「資格を取ったからといってそれだけで生活はできない」と言います。これも真実です。事務所の前に「社会保険労務士」の看板を大きく出していても、訪問客は良くて1年に1人か2人、ゼロかもしれません。これは、税理士だって同じでしょう。看板出しただけでは、何もおきません。
しかし、これだけは言えます。「資格を取れば必ず世界が開けます!」
社労士は国から一定の業務を「独占業務」として保証してもらっています。日本年金機構への公的年金の請求も社労士のみができる業務です。国は、資格を持つ士業しか行えない独占業務を与えてくれています。これはとてもありがたいことです。
初めて訪問してこられた方が、重要な年金手帳、印鑑、マイナンバー通知書、預金通帳の口座番号のコピーなどを「全部お預けします」と平気で言うことがあります。初対面ですから驚きます。それだけ、信用されているのです。資格を持っていることへの「信頼」です。
信頼されているから、期待に応えたいと励みます。自分が必要とされていると感じたとき人生が豊かになります。資格があるからできることがたくさんあります。何かに挑戦しようと思っている方、すぐにでも行動してください。きっと新しい世界が開けます!(2021.5.12)