頑張っているすべての人を応援したい」との思いから社会保険労務士アスリート事務所と命名しました。富所正史です。

いろいろな事業所を訪問します。私の場合、保育園、宣教団体、キリスト教主義事業所が多いです。明るい職場、心のこもった対応、人柄の良さ、何より相手に対し敬意を持った言葉や振る舞い、こんな職場を訪問すると嬉しくなります。「私も頑張ろう!」と励まされて帰ってきます。

12月18日の朝日新聞に掲載された、中里スプリング製作所社長の記事ご覧になりましたか?社会保険労務士からみた超一流企業とはこういう会社です。

社会保険労務士の使命は「事業主を支え、従業員が喜んで働ける職場づくり」です。ですから、社労士なら誰もがこのような会社を訪問してみたくなります。

記事の一部を抜粋。(中里スプリング製作所 中里良一社長)

『会社とは生産性を高めて、事業を拡大していくものだ。こう考える人は多いのではないでしょうか。それは、間違いです。

うちは、取引先と取引を続けるかどうかを「好き嫌い」で決めます。名の知れた大企業でも、社員が理由とともに「あそこ嫌い」と申請し、その理由が妥当であれば取引をやめます。大切なのは社員の気持ちです。

社員は「自分の言うことを、会社が聞いてくれた」と感じる。すると、会社のためならとどんな仕事でも、喜んで応じてくれるようになります。

うちは群馬の田舎にありますが、全都道府県に取引先があります社員のやる気の勝利です。社員を「家族」として迎え入れ、幸せにしなくてはなりません。だから、うちの社員は私が幸せにしたいと思っている21人だけです。』

さらに、私たち社会保険労務士が事業を経営して行く上での戦略まで書いてあります。以下です。

『うちではどんなに難しい注文のバネでも、一品からでも超短い納期でもつくっています。中堅や大手が手を出さない、いや、出せない仕事をすれば、中小零細は生きていけるものです。

この記事を目にして、中里スプリング製作所で働きたいと応募が殺到すること間違いありません。誰もがこのような会社で働きたいと思うからです。社会保険労務士として、このような会社に少しでも近づけるよう自分の取引先に貢献して行きたいと思っています。(2020.12.19)