社会保険労務士(社労士)の富所正史です。
昨年、2020年9月にこのホームページが完成し、ブログを書き始めました。みなさんは、定期的にブログなど書いておられますか?
最初にやったことは、御茶ノ水駅前にある丸善書店でブログの本を数冊購入。「ブログ文章術」「ホームページで売り上げがあがる会社、あがらない会社、何が違うか」など。
そこには、「ブログは、誰に、何を伝え、どこに導くのかをはっきりさせることが重要」とありました。
そこで、「起業を考えているけど一歩踏み出せない」「すでに起業したけど、どのように仕事を開拓したらよいかわからない」そのような方に声を届けたいと思い書き始めました。
ブログは、こちらからの一方的な発信ですが、心の中では、「一緒に夢に向かって進んで行きましょう!」の気持ちを込めて書いていました。
しかし、起業を考えている人、起業間もない人を対象に、最初は張り切って書いていましたが、いつもそのようなネタや情報があるわけではありません。
気づいたら、日々のできごとや家族のことなどを書いている自分に気づき、初心に戻って士業に届くブログにしなければと思ったことです。
※士業=弁護士、税理士、行政書士、社会保険労務士など「士」がつく仕事。
一方、テーマを限定してしまうと書くことが苦痛になってしまうのも事実です。今は、その時々、仕事でのことを中心にしつつ、日々のできごと、その中からの気づきなどを書いています。
まもなくブログを書き始めて1年になりますが、考えていることを文章にすることによって得られる効果の大きさに気づきました。
通常ならそのまま過ぎてしまう日々のできごとでも、それを文章にすることで、自分はどのように考え、どのように行動したらよいかを明確にでき、自分に定着させることができるようになりました。これは、とても大きな収穫です。
最近、研修講師や公開講座の講師を依頼される機会があります。講師を経験する中で重要なことに気づきました。それは、受講生(参加者)に向かって、自分はどのように考え、どう行動したか、その結果どうだったかを明確に伝えるということです。
高い評価を得ている講師は、この点がうまいです。だから引きつけるのです。日々、なんとなく過ごしていると、人前で講師ができないことに思い至りました。毎日をぼんやりと過ごすのではなく、感性をもって生きることはとても大切なことだと最近思わされています。
ブログを継続することは、なかなか根気がいることです。それだけに、あまり時間を使わずに(1回、1時間半程度)負担にならない範囲で書いて行きたいと思っています。
(2021.7.9)