社会保険労務士(社労士)の富所正史です。
6月27日(日)、長女が北海道教員採用試験を受験。今年は、北海道まで行って受験しなくて良いようで、東京会場は、足立区千住にある東京電機大学でした。
妻の郷里は札幌市。毎年、家族で帰省していましたので、娘にとって北海道は、第2のふるさとです。
最近、公立学校の教員志願者が少なく、どこの都道府県教育委員会も困っているようです。私の出身、新潟県の場合、県教育委員会の人が関東の教育系大学を訪問し、「お願いだから、新潟県を受験して~」のようなことをやっていると新聞で読んだことがあります。
なぜ、教員のなり手がここまで少なくなったのでしょう?
私は、埼玉県で4年、郷里新潟県で4年、計8年間小学校の教員でしたが、最高にやりがいのある仕事だと思います。人生をかけても悔いなしの素晴らしい仕事です。
おそらく、教員の仕事、教育そのものではなく、教育現場の「働く環境」の負の部分が強いのではないかと思います。
実際、私が、新潟県十日町市で小学校教員だったとき、日曜日に部活を休みにしていたところ(クロスカントリースキー部)、校長室に呼ばれ、「今度赴任してきた教師は(私のこと)、日曜日に部活をやらない怠慢な教師だ!」と、保護者や地域の人が言っていると校長から告げられました。
この地域の学校は、クロスカントリースキー競技において、国内屈指の強豪校。全国トップレベルを維持するために、土曜、日曜、祝日など1年の休日のすべてを部活に費やすのが当たり前という雰囲気でした。
私は、伝道福音教団の教会での日曜日の礼拝・教会の活動を大切にしていました。教会と仕事の葛藤で悩みました。結果、8年続けた教員を退職しました。
話しがそれました。今日も一日よい日となります、頑張りましょう!(2021.7.1)